リベカへ送られてきた30代後半女性の結婚の証をご紹介いたします。
「主の御名を賛美します。こうして結婚の証をする機会が与えられたことを感謝します。
私は2020年3月に結婚致しました。
結婚に至るまで8年ほど祈り続けてきました。
今思えばあっという間に感じるのですが当時の私にとって8年は本当に長く苦しい時期も多くありました。
私はクリスチャンホームの家庭で生まれて0歳からずっと教会へ通っていましたが心は途中から離れ、教会へは嫌々行くようになっていき教会以外の生活はクリスチャンとはかけ離れたものでした。
でも神様の恵みによって28歳の時に神様に立ち返るときがあり、自分の人生を神様のために使いたいと心から思えるようになりました。その時から結婚のために真剣に祈り始めました。
神様を真面目に信じるようになったし結婚の祈りもすぐ応えられるだろうと軽く考えていましたが全く違っていました。
ある日教会の友達から『結婚への一番の近道は神様と自分の関係を回復させることだよ』と言われました。その時私は自分がただ結婚したいという漠然とした願いをそのまま祈っていたことに気づかされました。
28歳まで好き勝手してきた私は当然ながら神様と交わる時間をもったこともなく聖書も普段から読む習慣がありませんでした。
その日から少しずつ御言葉と祈りの時間を作るようにして習慣づけていきました。それを続けていくうちに私の中に神様に対する飢え渇きの心が増していき、祈るのが楽しくなっていきました。
それまで経験したことがなかった神様の愛や罪の赦しがどんなに恵み深いことなのかが悟ることができ、神様に導かれて歩むということはどういうことなのか、神様の御声を聞くとはどういうことなのか色々な体験を通して徐々に訓練されていったように思います。
結婚も自分の欲のためではなく神様に導かれた結婚がしたい！という気持ちがとても強くなっていき毎日結婚のためには欠かさず祈り続けていました。
祈り続けて5年くらい過ぎた頃、『こんなに諦めずに祈り続けているのになぜ応えられないのだろう』という焦燥感に駆られるようになります。
周りの友人の結婚話を聞いては落ち込み、芸能人の結婚のニュースですら落ち込み、自分が結婚できていないことがとても恥ずかしく思うようになりました。
追い打ちをかけるように一緒に結婚のために祈っていた教会の姉妹たち3人がほぼ同時期に結婚が決まり、その時はずっと共に祈ってすきましたから嬉しい反面、心の中は深く絶望していました。
そして当時働いていた職場でのストレスも重なって、『神様、なぜ自分だけ決まらないのでしょう！今は目に見えないけど神様が私のために必ず備えて下っている方がいることを信じます。でも本当に本当に苦しいです！』そんな祈りばかりしていました。
その時期を2年くらい過ごしていた頃ある日の礼拝で、アブラハムが神様の示す地へ故郷を離れて出発する箇所のメッセージを聞いていた時、ふと心の中に『もしかして結婚で県外へ出るかも？』という思いが来ました。その思いは神様からなのか自分から出ているものかよく分かりませんでしたが、心に留めていました。
それから数ヶ月後に海外の宣教師の先生が来られて特別聖会があり、私は結婚のためにお祈りしてもらいたいと思い先生のところへ行きました。するとその先生がクリスチャンの婚活の会を勧めてくれました。その話を聞いた瞬間『私はこれに絶対入るべきだ！』と強く心に迫るものがありました。
神様に導かれるというのは私の場合は心に『〜したい、〜すべきだ』と強く思いがくることが多かったので、神様の導きだと信じて入会しました。
そこで数人の男性と向き合いました。
『神様、この方が私に与えてくださるパートナーなら分かる形で教えてください。もし私が間違った選択をしているなら道を閉ざしてください』と祈り心をもって向き合っていきました。
私はあの苦しい時期を通らなかったらすぐ結果が出てほしい、すぐ与えられない事にヤキモキしていたと思いますが神様には定めてくださっている時がある。と強く信じてました。
実際に神様が私に『この人だよ』と声かけて下さったらどんなに楽だろうと思いますが、そこでも心に進んだ方が良い！という思いがあれば前向きに行動し、少し立ち止まった方が良いかな？と不安になる時は行動に移しませんでした。
夫と初めて出会ったのはクリスチャンの結婚セミナーの場でした。後になって知ったのですが当初はお互い｢この人じゃないな」と思い合っていたのです。夫は私に対して派の違い、私は夫に対して軽い印象（私の思い違いでしたが）を持ちました。ただ心のどこかで忘れていなくて数ヶ月後、連絡を取ってみたいという気持ちが出てきて、祈ってみて心に平安がきたので連絡を取り始めました。私達は実際会っていてお互い顔を知っていたのでそのまま連絡先を交換しお見合いというより普通の会話のやりとりから始めました。
数回会っていくうちに私は彼といると1番素の自分でいることができ、何でも言い合える友人のようで、沈黙も苦じゃなくとても居心地が良い。ということに気付きました。
それから結婚に向けての交際が始まり、私の考えている事や結婚してからの話などお互い積極的に話し合う事ができて、心に平安がある状態で進んでいったので神様が与えてくださっているパートナーだろうと強く確信を持ち始めました。
そして1年くらい交際を経て結婚に至りました。
祈ってるのに与えられないと苦しかった時期は神様いつなんでしょう？！と心を揺らすことも正直ありましたが、それでも神様を信頼することを選び取っていく時にその度ごとに主は辛い気持ちに寄り添って下さり前へ進む力をくださいました。全ての過程を思うと無駄な出来事は何一つなかったと悟る事ができます。結婚までに私の内側が造り変えられる期間が必要だったからです。
私の好きな御言葉は『神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています。ローマ8:28』です。神様はどんなことがあっても全てを益として下さる、これは真実だという事を体験させて下さって本当に感謝しています。この神様をこれからも主とし家族と共に歩んでいきたいと思います。」
素敵な証を感謝いたします。
これからも神様と共に祝福に満ちた結婚生活となりますようにリベカスタッフ一同お祈りしています！